へしことは
鯖や鰯を塩漬けにして二、三週間おきその後、糠・唐がらしなどを加えて重しをのせ、梅雨を向え、夏を超えそして秋ぐちに半年もの間眠り続けたへしこ漬けができあがるのです。雪の多い土地柄、若狭地方の越冬保存食として重宝されてきました。塩蔵魚でありながら、糠の香ばしさと甘さ、脂ののった鯖や鰯の味をお楽しみ頂ければと存じます。
田村長へしこの特徴
田村長へしこの特徴は、その糠床にあります。きめの細かい米糠を使うことにより、魚と糠が早く馴染みやすく食べた時に糠がしっとりとざらつきがないモノに仕上がります。唐辛子は韓国産の辛口と甘口をブレンドして漬け込んでいます。
勿論鯖は脂の乗った時期のモノを厳選し、春に漬けて、秋にようやく出来上がるへしこは、時間が発酵を促し、鯖が熟成することで完成します。
生のへしこ
お召し上がり方の一例
水洗いをして薄く切り生のままで。お酒をふったり、酢醤油で。薄切りした大根にはさんで召し上がっても美味しいです。
焼きへしこ
お召し上がり方の一例
糠を軽くはらい切り身にして、炙ってお召し上がりください。又、ホットプレートやフライパンでクッキングシートを敷いた上にのせて焼きますと、きれいに焼けます。(焼き過ぎにご注意ください)軽く炙って温かいごはんとともに。
電子レンジで温めることもできます。
へしこ茶漬け
お召し上がり方の一例
お茶漬け(へしこ茶漬け)も絶品です。茶碗にごはんを入れ、へしこをのせ、その上にゴマ、わさびなどお好みの薬味をのせ、熱いお茶を入れる。 その香ばしさを甘さをお楽しみください。
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